記事一覧

仏大統領選挙の背後に米国での各勢力の主導権争い

ポイント・仏大統領選挙では終盤になって“四つ巴”の争いになったが、結果は当初の予想通りの結果になり、市場もこれを大いに好感している。・極右候補のルペン党首には米国では以前には親イスラエル派が支援していたが、トランプ政権でロシアとの関係の悪化からマクロン前経済相が有利な状況に。・マクロン前経済相には米CFR系が支援していたがネオコン派はそれでは不都合なので、終盤にメランション党首やフィヨン元首相が支持...

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先週の動き・・・・円高圧力が後退しポンド追随でユーロ高に

ポイント・外為市場では円高圧力が後退したことで日本株は底堅く推移し、英首相が6月8日に総選挙の実施を表明したことでポンド急伸に追随してユーロ高に。 先週の国際金融市況は一進一退の動きになった。23日にフランスの大統領選挙を控えているなか、依然として北朝鮮情勢が緊張した状態が続いていることもあってリスク資産が積極的に買われる展開にもならず、様子見気分が強い状態が続いた。 こうしたなか、米株価は週前半に...

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北朝鮮問題を巡る“落としどころ”について

ポイント・北朝鮮問題を利用して中国を追い詰めるにあたり、欧州系財閥が徹底的にそれを推進しようとしているが、他の勢力はあまりにそれを推し進めることは望んでいない。・だとすれば、そもそもこの問題は親イスラエル派や米ネオコン派による“ヤラセ”による性格が強いだけに、中国との水面下での交渉により裏合意が成立する可能性が高い。他の勢力は必要以上に極東で対立が強まるのは望んでいない 前回、述べたことを前提に考え...

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中国はじめ極東に対する米国の各勢力の利害を考察する

ポイント・米国で今回の北朝鮮問題で最も強硬なのが欧州系財閥の系列であり、この問題を利用して資本取引の自由化を含む大幅な市場開放を求めている。・その背景には、この欧州系財閥は中国が天文学的な債務を抱えている実態が明らかになったことで同国との提携を諦め、米系財閥と提携する路線に方針転換したことがある。・米系財閥は習近平国家主席を地取り込んでいることもあってそれより融和的であり、あまりに中国を追い詰めて...

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取引材料を駆使して攻撃する米国と追い詰められる中国

ポイント・米国と北朝鮮との間で威嚇の応酬が続いているが、アフガンに投下されたMOABは現実的には北朝鮮への攻撃に使うのは難しく、脅しに過ぎない可能性が高い。・米国は北朝鮮問題の解決に向けて、中国が受け入れられない原油の供給の削減や停止といった措置を強要しているが、それはそこに通商問題を絡めていることが考えられる。威嚇の欧州を続ける米国と北朝鮮 一方の北朝鮮問題については、米国と同国との間で“威嚇”の...

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プロフィール

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永山卓矢と申します。
有限会社ナリッジ・クリエイション代表です。
現在、マクロ経済の分野でアナリスト業務を中心に活動しています。
フリーの立場で従来のマクロ経済や金融市場分析に限らず、その背後の政治的な権力闘争に至るまで調査活動を行っています。
これまで、月刊誌『商品・証券・金融先物市場』とその後継の『フューチャーズ・マーケット』や投資日報社などの大部分のインタビュー記事の作成をはじめ、他の情報媒体の市況執筆に携わってきました。
また、『「実物経済」の復活』(副島隆彦著 光文社刊)』はじめ、著名評論家の著作本執筆の実質的な共著や補助などの業務に携わってきました。
どうぞ、よろしくお願いいたします。