記事一覧

先週の動き・・・・後半に米長期金利が上昇しドル高気味に

ポイント・良好な米景気指標の発表が続いていることもあり、週後半に米長期金利が上昇したことから外為市場ではドル高気味に推移した。・米株価は前半には良好な米景気指標や好決算の発表を好感して堅調に推移したが、後半になると米長期金利の上昇から軟化した。 先週の国際金融市況は総じて前半に米国株が上昇して後半に軟化した。 米国株は週初16日には米小売売上高が好調だったことや、主要企業の決算内容が好調だったことか...

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北朝鮮の核放棄の行方と日本がたどる道

ポイント・米朝首脳会談の開催を前に米国は二つの誤算に見舞われた。一つは米軍が撤退しても日本が代わりに極東で安全保障を担えるように、強硬路線を維持して防衛力の強化を続けるように指示していたが、安倍政権が孤立化を恐れて日朝首脳会談の開催を模索したことだ。・もう一つの誤算は、米国は核兵器の一括処理を強要することを説明したにもかかわらず、韓国の文在寅政権はそれでは北朝鮮側が呑めないと勝手に判断して段階的な...

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国務省が排除されて米国と北朝鮮との間で調整が行われる

ポイント・昨年末には大統領補佐官が攻撃を決断したことで軍事攻撃の可能性が高まったかに見えたが、年明け以降、朝鮮半島では一転して融和ムードが高まった。・その背後には、軍需産業系から送り込まれた職業軍人系が攻撃を主張していたのに対し、トランプ政権で主導権を握っているナチズム系はそれは中国を脅す手段としていたに過ぎず、最初から攻撃は考えていなかったことがある。・金正恩委員長の外交政策は実に精巧なように見...

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自動車の対外開放を巡り日本勢が有利な状況に

ポイント・今回は自動車についても外資の過半出資が認められることになったが、従来の電気自動車だけでなくガソリン車も含まれることになったのは日本企業の参入を勧誘するための優遇措置だ。・その背景には、米国側が通商問題で“学者肌”の劉鶴副首相ではなく、共青団出身で自由貿易の信奉者であり、親日的な李克強首相を交渉相手としたことがあったようだ。・もう一つ言えることは、米国が韓国だけでなく沖縄からも駐留米軍を撤退...

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米国の攻撃に屈して中国が金融対外開放を打ち出す

ポイント・習近平国家主席がアジアフォーラムで打ち出した金融分野を含む対外開放策の多くは既に打ち出されたものの焼き直しが多いが、“立ち消え”になるリスクもあったなかで、習主席自身が演説で提唱したことに意義がある。・今回の対外開放策により銀行以外の金融分野でも6月末には51%まで、3年後には全額出資が認められることで、特に銀行については完全な買収も可能になるが、実際には当局の認可が必要であり、米系金融機関...

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プロフィール

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永山卓矢と申します。
有限会社ナリッジ・クリエイション代表です。
現在、マクロ経済の分野でアナリスト業務を中心に活動しています。
フリーの立場で従来のマクロ経済や金融市場分析に限らず、その背後の政治的な権力闘争に至るまで調査活動を行っています。
これまで、月刊誌『商品・証券・金融先物市場』とその後継の『フューチャーズ・マーケット』や投資日報社などの大部分のインタビュー記事の作成をはじめ、他の情報媒体の市況執筆に携わってきました。
また、『「実物経済」の復活』(副島隆彦著 光文社刊)』はじめ、著名評論家の著作本執筆の実質的な共著や補助などの業務に携わってきました。
どうぞ、よろしくお願いいたします。