記事一覧

ECB理事会の政策決定の背後事情を検証する

ポイント・ECB理事会では資産買い入れ額を10月以降、半減して年末で終わらせることが決まったが、少なくとも来年夏までは利上げを決めない姿勢が打ち出されたことで、市場ではハト派的と受け止められた。・ドラギ総裁は量的緩和策の終了を率先して打ち出したが、その背景にはイタリアの連立与党がECBが購入した同国債の債務減免要求に危機感を覚えたことがある。ただ、そこには連立与党の背後にいる米トランプ政権の背後勢力...

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先週の動き・・・・FOMCやECB理事会の結果からユーロ安・ドル高に

ポイント・FOMCの内容がタカ派的と受け止められたことや、週末に米トランプ政権が知的財産権の侵害問題で中国からの輸入に制裁関税を課すことが発表されたことで米中貿易戦争への懸念が高まり、週後半にリスク回避から米株価が軟調な展開になった。・外為市場ではFOMCの結果を受けてドル高圧力が、ECB理事会でのドラギ総裁の会見内容がハト派的とされたことでユーロ安圧力が強まった。米中貿易戦争への懸念を背景とした...

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ロシアとの提携でNATOが崩壊・変質し欧州に危機が迫る

ポイント・米国は中国に対して北朝鮮に対して軍事攻撃の可能性や貿易摩擦を強めて圧力をかけてきたなかで、外交面でもロシアと提携しようとしているのに対し、米朝間で水面下で交渉していた際に中国は上海協力機構の首脳会議を開催して同国を繋ぎ止めようとしていた。・米朝首脳会談が実現した今、これからは日朝首脳会談とともに米ロ首脳会談の行方が焦点になるが、トランプ大統領が親イスラエル左派系からロシアゲート事件を引き...

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トランプ政権の指示通りに動く安倍首相とその報酬

ポイント・日米首脳会談での共同記者会見では、安倍首相が日朝首脳会談の開催に意欲を示して国交正常化にも言及し、豊かな天然資源に恵まれている北朝鮮への経済進出にも期待を表明したが、それこそ右翼的なアジア共同体志向の勢力を背景とする首相の本音が出た可能性も。・安倍首相は一時期、トランプ大統領の背後勢力の意向に背いたことがあったが、4月の日米首脳会談の際にしっかり指示や説得を受けたことで、その後大統領と同...

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北朝鮮問題における拉致問題の高まりの本質

ポイント・米朝首脳会談の開催前にその打ち合わせを目的に日米首脳会談が開催されたが、そこでは両首脳のすれ違いが目立ったといった論調が多かったがそれは正しくなく、実際には安倍首相も米朝両首脳の“猿芝居”のメンバーだったことが明らかになった。・日本では北朝鮮問題では核・ミサイル問題以上に拉致問題に対する関心が高いが、この問題は国家の安全保障の土台を揺るがすような問題ではなく、それとは次元の異なるものだ。・...

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プロフィール

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永山卓矢と申します。
有限会社ナリッジ・クリエイション代表です。
現在、マクロ経済の分野でアナリスト業務を中心に活動しています。
フリーの立場で従来のマクロ経済や金融市場分析に限らず、その背後の政治的な権力闘争に至るまで調査活動を行っています。
これまで、月刊誌『商品・証券・金融先物市場』とその後継の『フューチャーズ・マーケット』や投資日報社などの大部分のインタビュー記事の作成をはじめ、他の情報媒体の市況執筆に携わってきました。
また、『「実物経済」の復活』(副島隆彦著 光文社刊)』はじめ、著名評論家の著作本執筆の実質的な共著や補助などの業務に携わってきました。
どうぞ、よろしくお願いいたします。