記事一覧

超タカ派的な政策決定にもかかわらず能天気な市場

ポイント・米国ではインフレ率が上昇せず株価も割高な状態にあり、リセッション懸念も根強いなかで、FRBは利上げやバランスシートの縮小を推進していけないとの見方が支配的だ。・ただし、FRBはバランスシートの縮小は粛々と推進していくことを「宣言」しており、日銀に超強力な量的緩和策を継続させながら資金還流で株高傾向を維持しようとしている。・市場ではFRBが想定通りに金融政策を推進していけないことを前提に動...

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先週の動き・・・・原油安で一時ややリスク回避も後半は動意薄

ポイント・週初にフランスの議会選挙の結果を受けてリスク選好となった後、原油安からややリスク回避が強まる場面があったが、後半にはそれが後退するとともに動意薄の展開になった。 先週の国際金融市況はリスク資産が上値の重い展開になった。米国株は週初19日にはフランスの議会選挙でエマニュエル・マクロン新大統領を支持する新政党が圧勝したのを好感して欧州株が高騰した流れを受けて上伸し、ダウは前週末比150ドル近く上...

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金融市場や政策当局を操り戦乱を引き起こす黒幕

ポイント・昔からユダヤ人金融業者は背後で暗躍して巨大な対立や戦争を引き起こして巨利を得てきたのであり、現在でも誰が黒幕として暗躍しているかを冷静に把握する必要がある。・次期FRB議長候補として急浮上しているテーラー元財務次官はこれまで共和党政権で要職に就いてきたが本来的にはニューケインジアンであり、現路線を引き継ぐ公算が高い。昔から紛争や戦争を引き起こして巨利を得てきた黒幕とは? 私たちは世界覇権...

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影響力を取り戻した米大手金融資本とFRB

ポイント・今回のFOMCの政策決定の背後には、トランプ政権が動揺しているように新イスラエル左派系の巻き返しから金融資本系が復活し、FRBが自由度を握ったことがあるようだ。・米大手金融資本としては日銀が超強力な量的緩和策を継続したままFRBが金融政策の正常化に向かえば米銀の資産が膨らまずに「米国独り勝ち」を現出できるので最も望ましい。・今秋の中国の共産党大会や来年のサウジの国営石油会社のIPO実現ま...

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利上げやバランスシート縮小に対する市場の認識とFRBの思惑

ポイント・もとより市場はFRB執行部が示唆していた利上げやバランスシートの縮小路線を織り込んでいなかったが、今回の政策決定を受けて一段と認識ギャップが拡大してしまった。・利上げ推進には慎重な見解が多いが、筆者は実質金利のマイナス状態の継続によるバブルを阻止するためや、企業側が雇用を減らすのを防ぐためにも推進していくべきだと考える。・FRBがバランスシートの縮小を推進していこうとしているのは、付利金...

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プロフィール

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永山卓矢と申します。
有限会社ナリッジ・クリエイション代表です。
現在、マクロ経済の分野でアナリスト業務を中心に活動しています。
フリーの立場で従来のマクロ経済や金融市場分析に限らず、その背後の政治的な権力闘争に至るまで調査活動を行っています。
これまで、月刊誌『商品・証券・金融先物市場』とその後継の『フューチャーズ・マーケット』や投資日報社などの大部分のインタビュー記事の作成をはじめ、他の情報媒体の市況執筆に携わってきました。
また、『「実物経済」の復活』(副島隆彦著 光文社刊)』はじめ、著名評論家の著作本執筆の実質的な共著や補助などの業務に携わってきました。
どうぞ、よろしくお願いいたします。