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記事一覧

先週の動き・・・・米中交渉の合意期待の再燃や米政府機関の再閉鎖の回避で株高に

ポイント・株式市場では米中貿易交渉が再開されて来週も引き続き行われることになったことで合意への期待が高まったことや、トランプ大統領が非常事態を宣言したものの、それにより米政府機関の再閉鎖の可能性がなくなったことが好感され、米国株中心に株価が上昇した。・外為市場では米中貿易交渉での合意期待や米政府機関の再閉鎖が回避されたことによるリスク選好から円安含みになった一方で、ユーロ圏での経済情勢の悪化や政情...

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FRBの攻撃もあって反トランプの仏マクロン政権も劣勢に

ポイント・パウエル議長がトランプ政権の背後のナチズム系の権力者層の意向で動いているだけに、先週に大統領が中国の習近平国家主席と会談することを否定したことと、FRBのハト派的な姿勢が薄まったことと関連していると考えられる。・欧州では仏マクロン政権がデモ活動を支援しているとして駐伊大使を召還させたが、イタリアの政権が米ナチズム系の権力者層につらなっているなかで、FRBの政策姿勢を変えることで欧州株を崩...

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米ドルの信用に立脚したFRBタカ派路線と足元の微妙な変化

ポイント・金融危機対応として送り込まれたバーナンキ議長がテーパリングに動けたのも、G30から送り込まれたフィッシャー前副議長や、トランプ政権の背後勢力につらなるパウエル議長がタカ派路線を推進できたのも、米国への危機の波及を遮断できる自信があったからだ。・FRBでは年明け以降、パウエル議長がハト派的な姿勢に転じたのを受けてほぼすべてのFOMC委員がそうした姿勢に追随したが、先週には議長はじめ複数の委員...

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基軸通貨としての米ドルへの自信を深める米権力者層

ポイント・米国は圧倒的な米軍の軍事力を背景にエネルギー供給を遮断するといった“荒療治”をしなくても、米ドル基軸通貨体制が盤石な状態にあるなかで、FRBが積極的に引き締め政策を推進すれば、中国は他の脆弱な新興国とともに“殺す”ことが出来る。・13年5月に当時のバーナンキ議長が量的緩和策の縮小に向けた姿勢を打ち出して以来、FRBがタカ派的な姿勢を推進すると中国がたびたび信用危機に見舞われるようになったのはそ...

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構造問題に対する中国側の姿勢に不満を強める米国側の意向

ポイント・年明け以降、米中貿易交渉の合意に向けて楽観的な見方が強まり、FRBのハト派的な姿勢への転換もあって株高になってきたが、先週後半にトランプ大統領が習近平国家主席と会談することを否定したことで、そうした見方が後退している。・その背景には、米国側が巨額の対中貿易赤字の削減を要求しながら、実際には技術移転や知財問題、国有企業の補助金問題等の構造改革の解決を要求していたが、中国側が非現実的な輸入の...

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プロフィール

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永山卓矢と申します。
有限会社ナリッジ・クリエイション代表です。
現在、マクロ経済の分野でアナリスト業務を中心に活動しています。
フリーの立場で従来のマクロ経済や金融市場分析に限らず、その背後の政治的な権力闘争に至るまで調査活動を行っています。
これまで、月刊誌『商品・証券・金融先物市場』とその後継の『フューチャーズ・マーケット』や投資日報社などの大部分のインタビュー記事の作成をはじめ、他の情報媒体の市況執筆に携わってきました。
また、『「実物経済」の復活』(副島隆彦著 光文社刊)』はじめ、著名評論家の著作本執筆の実質的な共著や補助などの業務に携わってきました。
どうぞ、よろしくお願いいたします。