記事一覧

先週の動き・・・・米大統領周辺の政治リスクからリスク回避が強まる

ポイント・トランプ米大統領やその周辺を巡る「ロシアゲート」による政治スキャンダルから週半ばにリスク回避が急激に強まり、急速に円高が進んで株価が急落した。・外為市場では円高とともに、欧州域内の政治リスクの後退や良好な景気指標の発表からユーロ高も進んだ。 先週の国際金融市況はドナルド・トランプ米大統領を巡る政治リスクの高まりから週半ばに急激にリスク回避が強まり、米国株を中心に株価が急落した。 前週11日...

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仕組まれたFBI長官の解任劇

ポイント・中国に譲歩を勝ち取ったことで権力者層としてはトランプ大統領は“用済み”になりつつあり、いずれ共和党系ネオコン派に支持されたペンス副大統領が昇格する公算が高まる。・コミー前FBI長官は米権力者層の意向に従って動いていたことがうかがわれ、今回の長官の解任劇ではトランプ大統領が嵌められた可能性が高い。不可解なFBI長官の解任劇 中国に対してそれなりに譲歩を勝ち取ったことは、欧米の巨大な二大財閥の...

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米中間での合意に向けて様々な利害が絡み合う

ポイント・米国側でも習近平国家主席が専制権力体制を確立していくのを望んでいる勢力が多く、こうした様々な勢力の利害が絡み合いながら成立したのが今回の「100日計画」である。・米国の方針転換を受けて日本側も中国の国際会議に代表団を派遣したが、安倍首相もアジア極東での巨大な経済圏の構築を目指しているので符合する面がある。・米国は極東では「新冷戦」を、中東では「熱戦」を引きおことうとしているので、今回の合意...

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「100日計画」策定に向けて・・・・欧州系財閥の目論見と誤算

ポイント・今回、公表された「100日計画」は米中首脳会談の際に策定が決まったものだが、1カ月強でまとめられたのは「一帯一路」国際会議の開催等に間に合わせた可能性がありそうだ。・欧州系財閥は習近平国家主席が提唱していた「一帯一路」構想に相乗りして米系財閥に対抗しようとしたが、二つの理由からそれを断念せざるを得なかった。・欧州系財閥は巨大な経済圏を構築するにあたり、中国の巨額な外貨準備をその信用基盤にし...

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ドル高に加え割高感が強いが米株高傾向の流れは不変か

ポイント・FRBの今後の利上げやバランスシートの縮小に向けた動きがまだ市場で十分に織り込まれておらず、対円では依然としてドル高が進む余地がある。・米企業には収益基盤が弱体化しているなかで米国株には割高感が強いが、しばらくはまだ急落することはなく、ダウで2万ドル台乗せに定着すると一段高へ。 ドル・円相場はジェームズ・コミーFBI長官の解任による米政局リスクが上値抑制要因とされたが、4月17日に1ドル=...

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プロフィール

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永山卓矢と申します。
有限会社ナリッジ・クリエイション代表です。
現在、マクロ経済の分野でアナリスト業務を中心に活動しています。
フリーの立場で従来のマクロ経済や金融市場分析に限らず、その背後の政治的な権力闘争に至るまで調査活動を行っています。
これまで、月刊誌『商品・証券・金融先物市場』とその後継の『フューチャーズ・マーケット』や投資日報社などの大部分のインタビュー記事の作成をはじめ、他の情報媒体の市況執筆に携わってきました。
また、『「実物経済」の復活』(副島隆彦著 光文社刊)』はじめ、著名評論家の著作本執筆の実質的な共著や補助などの業務に携わってきました。
どうぞ、よろしくお願いいたします。