記事一覧

米国は将来的にWTO体制とともに国連の改変や再構築を目指している

ポイント・国連の安全保障理事会では常任理事国がすべて拒否権を握っていたために以前から米国が不満を強めており、日本とともに分担金の拠出に見合った権限を握るように求めていた。・米系財閥は中国を相手に「新冷戦」構造を構築するにあたり、時代遅れになったWTO体制に縛られず、中国を追放した新たな国際通商システムの構築を望んでいる。・以前から共和党内部では中国の正当な政権は台北政府であるとの見解があり、米国の...

続きを読む

ユネスコ問題をめぐる国連での欧州と米国との主導権争い

ポイント・米国がユネスコからの脱退を発表するにあたり、反イスラエル的な姿勢が表向きの理由としているが、同国より先にそれを表明したあたり、他のなんらかの目的があると見るべきだ。・脱退の一因としては、税制改革期待を成立させるメドが立たず、さらに国防費を大幅に増額させようとしているなかで、無駄な支出を削減することにあるのは間違いない。・ただ最大の理由は、ユネスコの上部機関である国連では設立以来、欧州系財...

続きを読む

執行部に反対するタカ派が勢力を強めるECBの動向

ポイント・ECBでは執行部がハト派で占められているが、最近では良好な経済指標が発表されているのを背景に、ドイツ勢が主張しているタカ派的な論調が勢いを増している。・ECB筋からテーパリングに向けた議論の内容がリークされたが、ユーロ高が進むことを嫌っているECB執行部が意図的に行った可能性が高そうだ。・じきにユーロ安・ドル高傾向に回帰する公算が高いが、米系財閥は国防費を大幅に圧縮するにあたり緩やかなド...

続きを読む

日銀に追加緩和の可能性、米12月の利上げの決定は既定路線

ポイント・ここにきて外国人投資家が出遅れ感の強い日本株を物色しているが、その背景にはFRBやECBとは異なり、日銀だけが現行の超緩和策を続ける姿勢を示していることがある。・米権力者層は安倍政権に防衛費を大幅に増額する財源として消費増税を求めているが、それによる景気の悪化への対策として、日銀に将来的にさらなる緩和策を推進することを容認しているようだ。・ドル・円は1ドル=107円台前半から113円台半ば近く...

続きを読む

先週の動き・・・・世界的な景気拡大から日本株を中心に株高傾向を継続

ポイント・先週もIMFが世界経済見通しを上方修正するなど世界的な景気拡大を背景にリスク選好から株価が底堅く推移し、日本株は円高気味に振れたにもかかわらず最も力強く上昇した。外為市場ではFOMC議事録の公表を機に米利上げ観測がやや後退したことでドル安気味になる一方、カタルーニャ独立問題の後退もあってユーロ高が進んだ。 先週の国際金融市況もおおむねリスク選好の流れが続き、日本株を中心に株価が堅調な地合...

続きを読む

プロフィール

17894176

Author:17894176
永山卓矢と申します。
有限会社ナリッジ・クリエイション代表です。
現在、マクロ経済の分野でアナリスト業務を中心に活動しています。
フリーの立場で従来のマクロ経済や金融市場分析に限らず、その背後の政治的な権力闘争に至るまで調査活動を行っています。
これまで、月刊誌『商品・証券・金融先物市場』とその後継の『フューチャーズ・マーケット』や投資日報社などの大部分のインタビュー記事の作成をはじめ、他の情報媒体の市況執筆に携わってきました。
また、『「実物経済」の復活』(副島隆彦著 光文社刊)』はじめ、著名評論家の著作本執筆の実質的な共著や補助などの業務に携わってきました。
どうぞ、よろしくお願いいたします。