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記事一覧

その気になれば必ず潰せる相手しか対峙しない冷戦の法則

ポイント・米権力者層はヤラセの軍拡競争である冷戦体制を構築するにあたり、その相手にはその気になれば潰せる大国しか選ばない。かつてのソ連もエネルギー輸出に国家財政や経済を大きく依存してきたが、その市場は米系財閥が支配していたので最初から勝ち目はなかった。・現在の中国もエネルギー消費大国として輸入面でシーレーンを米軍に握られている。またドル基軸通貨体制が盤石ななかで米銀との取引を停止すればドル資金調達...

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新冷戦体制の構築に向けた香港問題の本質

ポイント・鄧小平が香港に「一国二制度」を適用したのは、独裁体制下の中国と資本主義世界との“バッファー”として、特に権力者層が汚職まがいで得た資産を海外に逃避させる拠点が必要だったからであり、それにより最も恩恵を受けたのが江沢民派はじめ既得権益層だった。・習近平執行部が香港を統制下に置こうとしているのは江沢民派を弱体化させる目的がある。米系財閥傍流系と本流系が提携し、中国との間でデカップリング化が進み...

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米国による中国企業への監査強化姿勢の本当の目的は?

ポイント・既に上院で可決していうる米証券市場に上場している中国企業に対する監査活動の強化については、下院で民主党が修正を施すことを表明しているのは、かつては親中国的だったバイデン前副大統領の立場が悪化しないように配慮している面もあるのだろう。・以前から中国企業の会計処理が不透明であることが指摘されていたにもかかわらず、それをしてこなかったのは、本当に実施すると中国企業が国有企業を中心に財務内容が深...

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米国が国連の下部機関のWHOから脱退していく本質について考察する

ポイント・先週末29日のトランプ米大統領の会見はまさに中国に対する「宣戦布告」であり、「新冷戦」体制の幕開けを告げるものだ。ペンス副大統領も同じような意味の講演をしているが、国家元首にして最高権力者が発言した意味はより大きなものがある。・WHOから米国が脱退する動きを見せているのは、中国を殺すことを望んでいないナチズム系主導の動きである。米国の世界覇権の維持を目指しているコスモポリタン系であれば、中...

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株価に連動している原油相場と新興国不安の行方

ポイント・日米の株価は半値戻しはおろか一気に61.8%の修正高を達成したので、前回の高値を超えて一段と上昇していく公算が出てきたが、さすがにこの水準ではいったん修正安がほしいところだ。・株価と連動している原油相場は、3月6日のOPEC拡大会合での決裂により暴落した際に形成した際に形成した大きなギャップまで戻したことや、6月10日の拡大会合で現行の減産枠の継続を決めるためにも、目先的にはいったん下押してお...

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プロフィール

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永山卓矢と申します。
有限会社ナリッジ・クリエイション代表です。
現在、マクロ経済の分野でアナリスト業務を中心に活動しています。
フリーの立場で従来のマクロ経済や金融市場分析に限らず、その背後の政治的な権力闘争に至るまで調査活動を行っています。
これまで、月刊誌『商品・証券・金融先物市場』とその後継の『フューチャーズ・マーケット』や投資日報社などの大部分のインタビュー記事の作成をはじめ、他の情報媒体の市況執筆に携わってきました。
また、『「実物経済」の復活』(副島隆彦著 光文社刊)』はじめ、著名評論家の著作本執筆の実質的な共著や補助などの業務に携わってきました。
どうぞ、よろしくお願いいたします。