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記事一覧

トランプ政権の意向で市場に利下げを催促されるFRB

ポイント・今回のFOMCでは政策金利の据え置きが決まったが、声明文からは今後、利下げを推進していく姿勢が示された。投票では全会一致とはならず、権力者層の意向に忠実に従って姿勢を変えることで知られる某地区連銀総裁が利下げを求めて反対したことが注目される。・ドットチャートでは前回と変わらず中央値が据え置きとなったが、明らかにハト派的にシフトしていた。ただ、タカ派的な姿勢とハト派との間で極端に分かれてい...

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米国のイラン攻撃を巡るトランプ大統領の微妙な立場

ポイント・米国とイランとの間で軍事的な緊張状態が高まってきたなかで、イランは低濃縮ウランを核合意で定める貯蔵限度量を超える生産に取りかかったり、核合意からの離脱をほのめかしてEUに抜本的な対応を求めるなど、米強硬派が望むような強硬姿勢を示している。・トランプ大統領が本来的に武力行使に消極的なのに対し、キリスト教福音派から出ているポンペイ尾国務長官やネオコン派のボルトン大統領補佐官がそれに積極的だが...

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先週の動き・・・・米利下げ観測の高まりや米イラン軍事緊張から動揺

ポイント・FOMCで今後、FRBが利上げを推進していくのが確実視される状況になったので週半ば以降、ドル安や株高が進んだが、後半になると米国のイラン攻撃が現実味を帯びてリスク回避が強まり、それが回避されてリスクが弱まるなど動揺する展開になった。・外為市場では週前半にはドラギ総裁はじめECB高官が追加緩和を匂わす発言をしたことでユーロ安に振れたが、トランプ大統領の口先介入でそれが止まり、さらにFOMC...

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天安門事件を振り返る 米欧資本と結託して民主化要求を粉砕した鄧小平

ポイント・米国の世界覇権が絶頂期を迎える政治的に象徴的な事件がベルリンの壁崩壊なら、経済面では天安門事件だ。絶頂期に特徴的なグローバル生産体制を確立するうえで、独裁体制が維持されたまま改革開放政策が維持発展されるのは生産工場を設けるのに最適だったからだ。・天安門に集まって民主化を求めてデモを起こした学生たちは、当初はそれほど過激な主張をしていなかったが、共産党から「動乱」と表現されたことで反乱分子...

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香港の大規模テロの背後に見える米中での権力闘争

ポイント・香港での大規模デモは習近平政権が本土で強権統治体制を強めるにあたり、その弊害となる「一国二制度」を廃止しようとして強力な抵抗を浴びたものだが、その背後には貿易戦争をもたらす主因となっている、米中間で絡み合っている権力闘争を考える必要がある。・米中両首脳の背後の米ナチズム系の権力者層は中国に大幅な構造改革を推進させたうえで米系資本に同国を“蚕食”させようとしているが、国有企業の多くの利権を握...

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プロフィール

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永山卓矢と申します。
有限会社ナリッジ・クリエイション代表です。
現在、マクロ経済の分野でアナリスト業務を中心に活動しています。
フリーの立場で従来のマクロ経済や金融市場分析に限らず、その背後の政治的な権力闘争に至るまで調査活動を行っています。
これまで、月刊誌『商品・証券・金融先物市場』とその後継の『フューチャーズ・マーケット』や投資日報社などの大部分のインタビュー記事の作成をはじめ、他の情報媒体の市況執筆に携わってきました。
また、『「実物経済」の復活』(副島隆彦著 光文社刊)』はじめ、著名評論家の著作本執筆の実質的な共著や補助などの業務に携わってきました。
どうぞ、よろしくお願いいたします。