記事一覧

米中貿易戦争懸念の材料出尽くしでリスク選好局面も

ポイント・先週は知財権の侵害問題での追加関税の発動を控えて中国株安や人民元安主導でリスク回避が強まった一方で、FRBの利上げ推進姿勢や良好な米景気指標の発表を受けてイールドカーブが一段とフラット化した。・リスク回避から世界的に株安傾向になったなかで米国株だけが堅調に推移したが、米国債も買われていた当たり、良好な経済ファンダメンタルズを映して「米国買い」の様相を呈していたことがうかがわれる。・米中間...

続きを読む

先週の動き・・・・米中貿易戦争の突入を控え米国株だけが堅調な展開に

ポイント・6日に米国による中国に対する制裁関税や中国による報復関税の発動を控えたなか、中国株を中心に世界的に株安傾向になったが、良好な米景気指標が好感されたこともあり、米国株だけは概ね堅調な展開になった。・外国為替市場では中国株や人民元安が進んだなか、リスク回避と良好な米景気指標の綱引きとなり、ドル・円は小動きになった。ユーロ・ドルは米雇用統計の発表を受けたドル安圧力から週後半に上昇した。 先週の...

続きを読む

先週の動き・・・・米中貿易摩擦やドイツの政局不安に揺れ続ける

ポイント・米中貿易摩擦を巡り米国側が中国企業による米国企業への買収を制限する動きに出た一方で、トランプ大統領が自身の権限に拡大ではなく議会が審議している機関を活用する姿勢を示し、ドイツの政局不安も重なって株価はやや不安定な動きになった。・外為市場ではドイツの政局不安からユーロ安に振れ、週末にはEU首脳会議で合意を見たことでそうした懸念が払拭されたが、その直後に発表されたコアPCE価格指数がFRBが...

続きを読む

先週の動き・・・・米中貿易紛争の激化から株安が続く

ポイント・米国が知的財産権の侵害問題で中国からの輸入に500億ドル相当分の制裁関税を発動したのに反発して中国側が報復措置に動き、さらにトランプ大統領がその制裁として2,000億ドル相当分の追加関税に動き姿勢を見せたことからリスク回避が強まり、株安が続いた。・外為市場でも米中貿易紛争の激化を嫌気したリスク回避から円高気味に振れた一方、週末にはユーロ高に振れた。 先週の国際金融市況は米中貿易戦争への懸念からリ...

続きを読む

先週の動き・・・・FOMCやECB理事会の結果からユーロ安・ドル高に

ポイント・FOMCの内容がタカ派的と受け止められたことや、週末に米トランプ政権が知的財産権の侵害問題で中国からの輸入に制裁関税を課すことが発表されたことで米中貿易戦争への懸念が高まり、週後半にリスク回避から米株価が軟調な展開になった。・外為市場ではFOMCの結果を受けてドル高圧力が、ECB理事会でのドラギ総裁の会見内容がハト派的とされたことでユーロ安圧力が強まった。米中貿易戦争への懸念を背景とした...

続きを読む

プロフィール

17894176

Author:17894176
永山卓矢と申します。
有限会社ナリッジ・クリエイション代表です。
現在、マクロ経済の分野でアナリスト業務を中心に活動しています。
フリーの立場で従来のマクロ経済や金融市場分析に限らず、その背後の政治的な権力闘争に至るまで調査活動を行っています。
これまで、月刊誌『商品・証券・金融先物市場』とその後継の『フューチャーズ・マーケット』や投資日報社などの大部分のインタビュー記事の作成をはじめ、他の情報媒体の市況執筆に携わってきました。
また、『「実物経済」の復活』(副島隆彦著 光文社刊)』はじめ、著名評論家の著作本執筆の実質的な共著や補助などの業務に携わってきました。
どうぞ、よろしくお願いいたします。