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記事一覧

構造問題に対する中国側の姿勢に不満を強める米国側の意向

ポイント・年明け以降、米中貿易交渉の合意に向けて楽観的な見方が強まり、FRBのハト派的な姿勢への転換もあって株高になってきたが、先週後半にトランプ大統領が習近平国家主席と会談することを否定したことで、そうした見方が後退している。・その背景には、米国側が巨額の対中貿易赤字の削減を要求しながら、実際には技術移転や知財問題、国有企業の補助金問題等の構造改革の解決を要求していたが、中国側が非現実的な輸入の...

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米中貿易協議と密接な関係にあるFRBの金融政策姿勢

ポイント・昨年12月のFOMCで声明文の内容がタカ派的になったのはパウエルFRB議長を介してナチズム系の権力者層が株安を仕組んでいたことをうかがわせるものであり、貿易協議の開催を控えて中国に、また多国籍企業に圧力を強めることを目的としたものだ。・米国では中国を撃滅しようとしているコスモポリタン系と将来的に同国に覇権を明け渡そうとしているナチズム系との間で中国攻撃に向けた「オール・アメリカン体制」が構...

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FRB議長のハト派的な発言から見える米中貿易交渉の行方

ポイント・パウエルFRB議長は10月初旬以来、1ヵ月ごとにタカ派的とハト派的な発言を繰り返してきたが、トランプ大統領がたびたび牽制してくるのでそれに影響されているものの、基本的にはナチズム系の意向に沿ってタカ派的な姿勢を推進してきた。・今回、パウエル議長がハト派的な発言をしたのは金融市場が動揺しているだけでなく、代表的なタカ派的なFOMC委員までハト派的な発言をしているあたり、トランプ政権の外交政策...

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米中貿易戦争の解決に向けた動きとFRBの金融政策の行方

ポイント・米国側は中国に対して貿易摩擦で圧力を強めながら「中国製造2025」の撤廃や技術移転の強要の禁止を求めていたが、それは中国経済が輸出が打撃を受けると失速してしまい、危機的な状況に陥るのを見越して動いていたといえる。・米国はオール・アメリカン体制で中国を攻撃しているが、コスモポリタン系が中国を撃滅しようとしているのに対し、ナチズム系は米系資本が中国内部を寄生虫のごとく蚕食していき、「一帯一路」構...

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FRBの利上げ推進で窮地に陥る多国籍企業とそれに関係する勢力

ポイント・中国に生産拠点を設けてグローバル生産体制の主役になった多国籍企業には欧州財閥系が多いが、米財閥系も無傷ではなく、つい最近まで「世界皇帝」として君臨していた系列にそうしたところ多いようだ。それを仲介していたのが米大手投資銀行である。・高収益を計上できなくなったにもかかわらず、これまで多国籍企業は社債発行で資金調達をして自社株買いで株価を高騰させてきただけに、米国経済がリセッションに陥ると有...

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プロフィール

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永山卓矢と申します。
有限会社ナリッジ・クリエイション代表です。
現在、マクロ経済の分野でアナリスト業務を中心に活動しています。
フリーの立場で従来のマクロ経済や金融市場分析に限らず、その背後の政治的な権力闘争に至るまで調査活動を行っています。
これまで、月刊誌『商品・証券・金融先物市場』とその後継の『フューチャーズ・マーケット』や投資日報社などの大部分のインタビュー記事の作成をはじめ、他の情報媒体の市況執筆に携わってきました。
また、『「実物経済」の復活』(副島隆彦著 光文社刊)』はじめ、著名評論家の著作本執筆の実質的な共著や補助などの業務に携わってきました。
どうぞ、よろしくお願いいたします。