記事一覧

実態よりかなり悪化しており正念場の中国経済

ポイント・火星が逆行期に入ったことから、米中貿易紛争については6日に実際に米国から340億ドル相当分の関税が発動されると危機が遠のく一方で、北朝鮮問題については米朝首脳会談まで順調に推移してきたので、これから緊張が再燃するかもしれない。・中国経済は固定資産投資が落ち込み、個人消費もここにきて鈍化してきていることからGDP統計よりかなり悪化した状態にあることがうかがわれるが、米国との貿易摩擦で輸出が打...

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非現実的な中国に対する米国の貿易赤字削減要求の背後事情

ポイント・今回の米国による中国に対する2,000億ドルもの貿易赤字削減要求では度を過ぎていて米国の供給能力を考えると非現実的であり、本当の狙いが別のところにあるのは明らかだ。中国側の対応に米国側が納得せずに追加措置に動こうとしているのも当然である。・米国は90年代に入り東西冷戦の終結とともに世界覇権の絶頂期を迎えたが、そこでは多国籍企業主導で中国沿海部で生産工場を設けるグローバル生産体制で世界経済成長が...

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中長期的な景気循環で米国中心にインフレ率の位相を見る

ポイント・今年はコンドラチェフ・サイクルの上昇局面の前半期としてのクズネッツ・サイクルの上昇局面の終盤にさしかかるため、ある程度インフレ率が上向いてきておかしくない。・ただし、まだクズネッツ・サイクルが天井を打たず、コンドラチェフ・サイクルの上昇局面の後半期にさしかかるには時期尚早であるため、管理不能なインフレ状態になることは考えにくい。・すなわち、昨年末の段階で前政改革が成立して「新冷戦」への突...

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ドイツ・ECB間の裏合意に見る米国の戦略

ポイント・FRBが金融政策の正常化を推進することで新興国不安が強まれば欧州の大手銀行はさらに巨額な不良債権を抱え込むことが見込まれるなかで、債権者負担の放棄の例外的措置が取られたことでドイツの財政負担が著しく拡大する恐れも。・欧州統合を巡る動きでは政治統合が実現せず、金融政策が一本化されても財政政策についてはそうならなかったが、その背景にはドイツの財政負担の激増を予知していた可能性も。・米国はロシ...

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信用危機、リセッション、戦争の到来が予定されている

ポイント・新興国危機を引き起こせば米国にその危機を遮断させることに米政策当局や権力者層が自信を持っているが、株安が進むとともに米国経済のリセッション入りは避けられない。・しかし、それにより究極の景気対策として戦争が引き起こされるなど軍需が創出されるが、それこそが米国が世界覇権を維持していくうえで必要不可欠なものである。・米国では10年前を除き、「7」「8」の年に金融市場がクラッシュし、「9」の年には...

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プロフィール

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永山卓矢と申します。
有限会社ナリッジ・クリエイション代表です。
現在、マクロ経済の分野でアナリスト業務を中心に活動しています。
フリーの立場で従来のマクロ経済や金融市場分析に限らず、その背後の政治的な権力闘争に至るまで調査活動を行っています。
これまで、月刊誌『商品・証券・金融先物市場』とその後継の『フューチャーズ・マーケット』や投資日報社などの大部分のインタビュー記事の作成をはじめ、他の情報媒体の市況執筆に携わってきました。
また、『「実物経済」の復活』(副島隆彦著 光文社刊)』はじめ、著名評論家の著作本執筆の実質的な共著や補助などの業務に携わってきました。
どうぞ、よろしくお願いいたします。