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記事一覧

保護貿易主義の成果と待たれる賃金インフレ圧力

ポイント・労働市場のひっ迫から賃金上昇圧力が次第に高まってきたが、FRB執行部は単位労働コストが低下して安定的に推移しているため、それをそれほど懸念していない。・その背景には、NAFTAを改定して管理貿易色が強いUSMCAが発足したことで、メキシコから生産拠点を米国内に移す動きが出ていることで設備投資が増えており、米国経済の生産性が回復しつつあることがある。・これこそは、まさに自由貿易体制を維持し...

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日中首脳会談で見える国家主義、民族主義勢力主導の世界経済成長路線

ポイント・トランプ政権で主導権を握っているナチズム系の権力者層は表面的に米軍を撤退させて属国群と連携して軍事的に中国と対峙しながら、中国が世界的に進出していく流れを後押しする必要があるので、安倍首相が中国に接近することを是認している。・北載河会議では習近平国家主席の勢力が後退して経済政策の主導権が李克強首相に移ったのを背景に、胡錦濤前国家主席がある程度は穏健な外交政策に回帰するように求めたが、習現...

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抜本的な国有企業改革の推進を促すナチズム系

ポイント・中国では民間企業の景況感が著しく落ち込んでいる一方で国有企業ではそれほど悪化していないが、それは民間企業に対しては資金供給源となっていたシャドーバンキングを厳しく規制したことによるものだ。・一方で国有企業の環境がそれほど悪化していないのは、政府からの裏金による補助金だけでなく、海外で資金調達して「偽装輸出」で持ち込んで人民元に換え、「売り上げ」に回すインチキ会計を繰り広げてきたからであり...

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米国の世界覇権とリセッション及び戦争の到来の必然性

ポイント・現在の米国経済の高成長はもとより景気が底堅かったところにさらに人為的に浮揚させてもたらされているためにリセッションの到来を早めた可能性があり、20年の大統領選挙を控えてイラン攻撃が現実味を帯びる公算も。・米国で10年に一度のペースでリセッションや戦争が起こったのは、その世界覇権をもたらしている最強の軍隊を維持するために必要なものだった。トランプ政権は覇権を後退させていこうとしているが、その支...

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米ナチズム系が中国に貿易戦争を仕掛ける真の目的とは?

ポイント・現在のトランプ政権の背後で主導権を握っているナチズム系の勢力は、対中国政策をめぐり以前から江沢民派の後継者を陥れて習近平を後押しして国家主席に就任させ、その後も権力基盤を強化していくにあたり、政敵を汚職腐敗の嫌疑で次々に陥れていった。・とはいえ、ナチズム系の意向通りに国有企業改革を取りかかろうにも、江沢民派の利権に抵触することや特権階級の失業者の激増その他の問題からなかなか抜本的に推進で...

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プロフィール

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永山卓矢と申します。
有限会社ナリッジ・クリエイション代表です。
現在、マクロ経済の分野でアナリスト業務を中心に活動しています。
フリーの立場で従来のマクロ経済や金融市場分析に限らず、その背後の政治的な権力闘争に至るまで調査活動を行っています。
これまで、月刊誌『商品・証券・金融先物市場』とその後継の『フューチャーズ・マーケット』や投資日報社などの大部分のインタビュー記事の作成をはじめ、他の情報媒体の市況執筆に携わってきました。
また、『「実物経済」の復活』(副島隆彦著 光文社刊)』はじめ、著名評論家の著作本執筆の実質的な共著や補助などの業務に携わってきました。
どうぞ、よろしくお願いいたします。