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記事一覧

特に欧州系財閥が目論むドル高・人民元安傾向

ポイント・欧州系巨大財閥は中国の国有銀行を次々に買収していくことを目論んでいるのでドル高・人民元安傾向が続いた方が有利であり、FRB執行部もそれに協力する姿勢を示している。・人民元安圧力が強まっているのを背景に介入目的で取り崩していることから中国の外貨準備がここにきて一段と激減しており、中国政府の対策も奏功していない。・中国の外貨準備がまだ本当に3兆ドルもあるのか、またその中で取り崩せる部分がどの...

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米欧二大財閥が融合して支える米次期政権

ポイント・トランプ次期政権の成立の背景には、米系財閥が財政政策主導の経済政策を志向していたなかで、同じくユダヤ系の欧州系財閥がすり寄って妥協が成立した事情があるようだ。・欧州系財閥は米世界覇権に対抗してユーラシア大陸での経済圏構想の実現を目指して中国との提携を諦めて米系財閥との提携に動いた経緯があり、両者は同床異夢の関係にある。・欧州系財閥は経済圏構想の実現に向けて日本の安倍政権と提携する一方で欧...

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中国に対する敵対的な姿勢を強める米次期政権

ポイント・トランプ次期政権の移行チームによる中国に対する強硬姿勢はバノン次期首席戦略官が中心になっており、今回の安倍首相のハワイ訪問の“仕掛け人”もこの人物であるようだ。・移行チームはニクソン政権が中国との国交樹立に動いたのを否定し、共産党政府は本来的に非合法政権であり、台湾を正当な中国であるとする路線を志向しているフシがある。・危機意識を強めたキッシンジャー元国務長官が訪中して習近平国家主席と協議...

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最近の地政学的その他のリスクの考察

ポイント・独ベルリンでのテロ事件は、ISを操っているのが米軍需産業系やイスラエルであるだけに、ついにEUの中核国であるドイツで起こったことに注目する必要がある。・トルコでのロシア大使射殺事件は両国管でのシナリオ通りに物事が進んでいた感があり、ロシアがシリア情勢を管理していくうえでそれを進めやすくする狙いがあることも。・イタリアの銀行問題は同国の政府が公的資金を注入する計画をまとめたが、EU側は債券...

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先週の動き・・・・クリスマス休暇を控えて閑散で動意薄

ポイント・いくつか地政学的リスクが起こり、イタリアの銀行問題もくすぶったが、クリスマス休暇を控えていることもあって市場は閑散で動意薄の展開に。 先週の国際金融市況は前半に堅調な展開になったが、半ば以降になるとクリスマス休暇を控えて動意薄になり、閑散な商いのなかを利食い売りから小幅安になった。 前週末16日には南シナ海で中国海軍が無人潜水機を接収したが、その後迅速に米軍に返還されたことから対立が回避さ...

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国際関係の裏側から見る日ロ首脳会談

ポイント・欧州系巨大財閥はユーラシア大陸経済圏構想に中国の代わりに安倍首相の背後の勢力と提携することにしたようであり、戦前の状況が再現される可能性が出てくる。・こうした勢力の意向を背景としている安倍首相は本来的に北方領土の返還問題には関心が低く、極東地域に日本の財界を進出させてその影響力を強めることに関心がありそうだ。欧州財閥が中国に代わって提携先として見出した日本の勢力 前回に掲載したことで、さ...

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表面的な合意事項とは裏腹な日ロ両首脳の姿勢

ポイント・今回の日ロ首脳会談では、領土問題が進展しない一方で日本側の民間投資が謳われたことでロシア側の一方的勝利と解されがちだが、その割に両首脳の姿勢が異なっていた。・その背景には、プーチン大統領が対外的に強い姿勢を見せなければならない一方で、日本側から大規模な経済協力を引き出す必要性があったことがうかがわれる。・さらに日本側からの経済協力の背景として、中国との提携を諦めた欧州系の巨大財閥の意向も...

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消化不良となったFOMCでの利上げ回数の見通し

ポイント・今回のFOMCの政策決定について、市場では来年の利上げの回数の見通しが2回分しか織り込まれていなかったため、3回に増えたことでドル高志向の投機筋には格好の要因に。・今回はまだトランプ次期政権が発足していない段階であるためにまだ来年の利上げの回数が十分に織り込まれていらず、3月にもう一段それが引き上げへ。格好のドル買い要因になった来年の利上げ回数の見通し 13~14日に開催された米連邦公開市場...

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ドル高圧力が高まる一方で米株価は調整局面か

ポイント・地政学的リスクの高まりからドル・円相場が下げても修正局面の域を出そうになく、ドル高傾向は不変。特にユーロ・ドル相場はパリティ割れへ。・米株価の上値が重くなる兆候が出ている一方でドル高が進むことで円安から日本株は上昇が続くことが見込まれ、日経平均が“絶対値”でダウを上回ることも。 13~14日に開催された米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果、市場では再び米連邦準備理事会(FRB)による利上げ観...

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先週の動き・・・・米FOMCでドル高圧力が再燃

ポイント・FOMCで17年の利上げの回数が3回との見通しが示されたことで、週央からドル高圧力が再燃。・株価もイタリアの銀行不安が後退したことや良好な米景気指標の発表から堅調な地合いを継続。 先週の国際金融市況や為替相場も、総じて米大統領選挙の勝敗が決した11月9日以来の米長期金利の上昇やドル高、株高傾向を継続した。 米株価は先週10日に墺ウィーンで開催された石油輸出国機構(OPEC)と非OPECとの協議...

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プロフィール

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永山卓矢と申します。
有限会社ナリッジ・クリエイション代表です。
現在、マクロ経済の分野でアナリスト業務を中心に活動しています。
フリーの立場で従来のマクロ経済や金融市場分析に限らず、その背後の政治的な権力闘争に至るまで調査活動を行っています。
これまで、月刊誌『商品・証券・金融先物市場』とその後継の『フューチャーズ・マーケット』や投資日報社などの大部分のインタビュー記事の作成をはじめ、他の情報媒体の市況執筆に携わってきました。
また、『「実物経済」の復活』(副島隆彦著 光文社刊)』はじめ、著名評論家の著作本執筆の実質的な共著や補助などの業務に携わってきました。
どうぞ、よろしくお願いいたします。