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記事一覧

策動的に株買いを進める米系投機筋

ポイント・最近では米株価が引け際にかけて不自然な形で上昇して高値引けすることで連日、史上最高値を更新しているが、人為的に持ち上げているような感がしないでもない。・税制改革案をテーマに米系投機筋が長期金利の上昇圧力を抑え込んで株価を持ち上げているとするなら、トランプ大統領の議会演説を機にドル高、株安の流れに変調も。連日にわたる不自然な引け際での上昇 最近では欧州不安からリスク回避が強まっているにもか...

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先週の動き・・・・欧州不安でリスク回避も米株高傾向を継続

ポイント・欧州不安もあってリスク回避が強まり、米長期金利が低下してドル安気味に推移したが、米株価は税制改革案への期待から史上最高値を更新し続ける堅調な展開を継続した。 先週の国際金融市況も前週までと同様に長期金利は低下気味だったものの、世界的に株価は堅調に推移した。 引き続き米ドナルド・トランプ政権への不安や欧州不安がリスク回避を強めたことから、米長期金利は10年債利回りベースで週前半の2.4%台前半...

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長期的には「新冷戦」に向かっており穏健的な姿勢は一時的

ポイント・旧冷戦時代にはソ連の歴代の書記長が米巨大財閥に操られていたように、「新冷戦」時代を構築するにあたり、習近平国家主席とつながっていても特におかしなことではない。・米国側がひとまず中国への強硬姿勢を和らげたのは、米国が中東への対処を優先していることや、今秋の党大会で習国家主席が権力基盤を固めるのを支援するためだ。「冷戦」とは米巨大財閥による巨大な“ヤラセ” 今回、米中首脳電話協議が行われたこと...

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米中間の緊張緩和と主導権を握る米系巨大財閥

ポイント・急遽、米中関係が接近して首脳間で電話協議が開催された背景には、米巨大財閥直系の「ハゲタカ」であるブラックストーン・グループのシュワルツマンCEOの存在があった。・米中間の“橋渡し役”は以前にはゴールドマンCEOだったポールソン元財務長官が担っていたが、現在では習近平国家主席とつながったシュワルツマンCEOに代わっている。・中国は不良債権処理の推進が“待ったなし”の状況になっており、シュワルツ...

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米大統領周辺の威信の低下と副大統領の影響力が高まる

ポイント・もとより支持基盤が脆弱ななかで、トランプ大統領は大統領令を乱発することで正面突破を図ろうとしている。・オルタナ右翼と保護貿易主義者に影響を受けているトランプ大統領と、共和党系ネオコン派や親イスラエル右派の支持で就任したペンス副大統領とでは政治信条がまるで異なる。・大統領令による中東・北アフリカ7カ国からの入国禁止措置がつまずき、フリン大統領補佐官も辞任したことでホワイトハウスが打撃を受け...

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トランプ政権の動揺は本当はドル高要因

ポイント・足元ではトランプ政権が動揺していることがドル安要因とされているが、それによりFOMC関係者が利上げの決定に向けてタカ派的な発言をしやすくなっている。・それにより税制改革案でも議会共和党が提唱している国境税の設定が現実味を帯びつつあるが、それにより輸入品価格の上昇からFRBがよけいに利上げの推進が必要な状況に。トランプ政権の動揺がFRBの利上げを後押しへ 留意すべきなのは、足元ではドナルド...

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先週の動き・・・・半ばにかけてリスク選好、後半にリスク回避が先行

ポイント・先週は週前半にリスク選好が、後半にリスク回避が先行したなか、米株価は税制改革への期待から後半も底堅く推移した。ドル・円相場は115円付近の上値抵抗で跳ね返された。・外国為替市場ではトランプ政権の動揺からドル安気味に推移しており、イエレンFRB議長の議会証言を機に多くのドル高要因が出ているが、市場はそれに関心を向けていない。 先週の国際金融市況は週前半から半ばにかけてリスク選好が強まったが、...

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イランへの軍事攻撃に向けて

ポイント・共和党系ネオコン派や親イスラエル右派に支持されているトランプ政権としてはイランと対立するのは避けられず、いずれ軍事的な衝突に至るのは時間の問題か。・その場合、イランの背後に控えているロシアとの関係が問題になるが、米国は同国の現体制を打倒した後、戦後統治に同国を引き入れようとしている意図がうかがえる。・長期的に中国との間で対立が深まっても冷戦状態になるだけだが、中東では米国が支援するイスラ...

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カギを握るエクソンの油田獲得戦略

ポイント・ISは米軍需産業系を背後とする財団系を中心にイスラエルや中東湾岸諸国が育成した経緯があり、中東での戦闘やテロ事件は“ヤラセ”の性格が強い。・オバマ前政権で主導権を握っていたCFR系は財政再建を優先してイランに対して融和的な姿勢を示し、核開発問題の解決に向けて動いたが、本当の敵はその同国である。・第二次大戦後、米国の政財界は旧スタンダード石油本流のエクソンを差し置いて、サウジアラビアの油田地...

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急遽、米中首脳電話協議が行われた背景について

ポイント・日米首脳会談の開催の直前に急遽、米中首脳による電話協議を開催された背景についてはいろいろと憶測が出ているが、米国としてひとまず矛を収める必要がある事情がある。・代表的な米国の企業もかなり進出しているなかで一気に中国に圧力をかけるのは現実的ではなく、しかも米国の関心はそれ以上に中東方面にあり、二正面に対処できる国力はない。ひとまず中国に対して矛を収める必要がある 先週は日米首脳会談と並んで...

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プロフィール

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永山卓矢と申します。
有限会社ナリッジ・クリエイション代表です。
現在、マクロ経済の分野でアナリスト業務を中心に活動しています。
フリーの立場で従来のマクロ経済や金融市場分析に限らず、その背後の政治的な権力闘争に至るまで調査活動を行っています。
これまで、月刊誌『商品・証券・金融先物市場』とその後継の『フューチャーズ・マーケット』や投資日報社などの大部分のインタビュー記事の作成をはじめ、他の情報媒体の市況執筆に携わってきました。
また、『「実物経済」の復活』(副島隆彦著 光文社刊)』はじめ、著名評論家の著作本執筆の実質的な共著や補助などの業務に携わってきました。
どうぞ、よろしくお願いいたします。