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記事一覧

「冷戦」の本当の意味とコスモポリタン、ナチズム両系との関係

ポイント・一般的には中国を撃滅しようとしているコスモポリタン系が「新冷戦」体制の構築を目指していると認識しているが、本当は「冷戦」というのは実際に戦争を引き起こすのではなく、“ヤラセ”の軍拡競争で軍需を創出することを目的にしているため、それは誤解である。・そうした観点では、トランプ政権の背後のナチズム系は米軍を徐々に撤退させて属国群を独立させ、軍事力を増強させて中国と対峙していき、兵器やその装備品の...

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習近平に外圧を提供していた米ナチズム系の権力者層

ポイント・ナチズム系の権力者層はトランプ大統領とともに中国での傀儡である習近平国家主席に構造改革を断行させるために中国経済を悪化させることで「外圧」を提供しようとしたが、それが裏目に出て主席の政治的権威が動揺してしまった。・中国では北載河会議がその後の共産党大会や全人代での決議に大きな影響を及ぼす。15年の会議では江沢民元国家主席や曽慶紅元国家副主席を排除し、胡錦涛前国家主席に長時間にわたり“反省文”...

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習近平の権威の動向がカギを握ったペンス演説

ポイント・グローバル規模で見るなら現在の世界覇権国と次期覇権国との対立抗争に優る米中関係ほど重要なものはなく、ペンス米副大統領の演説が重要であるのはいうまでもないことだ。中東やオリンピックの問題もそれに関連するものだ。・今回のペンス副大統領の演説は約1年前に事実上、「新冷戦」の発足を打ち出しているだけに新鮮味はなかったが、中国に協力的な米民間企業を批判したのが特色だ。まだ中国に残っている米多国籍企...

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先週の動き・・・・方向感のない動きも日本株は堅調

ポイント・米国株は米中貿易交渉や連日、発表されている決算の内容をにらみながら方向感のない動きになったが、週末には米中閣僚間で電話協議が行われ、正式な合意が近いとの観測が高まったことから上伸した。・外為市場ではドル・円相場が前週と同様に膠着状態を継続した一方で、英国でEUからの離脱を巡りジョンソン首相による今月末の離脱が遠のいたことや、ECB理事会後のドラギ総裁の会見から大規模緩和策の継続見通しが強...

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ロシア軍化した北朝鮮軍によりもたらされるもの

ポイント・北朝鮮には戦略原子力潜水艦を持っておらず、兵士の熟練度でも問題があるためSLBMの配備はあり得ないといった指摘が専門家から聞かれるが、それは北朝鮮軍が実質的にロシア軍化していることを理解していないところからくる誤解である。・17年中に米朝関係が極端に悪化して米国の軍事攻撃がささやかれた際に、難民の流入を阻止するために人民解放軍とロシア軍が国境に向かったが、その時、北朝鮮政府はロシア軍だけを...

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米朝首脳会談の実現のために北朝鮮にミサイル・核開発をさせる

ポイント・今回の米朝実務者協議では協議の日程が北朝鮮主導で1日しか設定されておらず、交渉担当者もあらかじめ帰国便を予約しているなど、特に北朝鮮側には最初から合意する気がなかったことがうかがわれる。・どうして最初から合意する気がなかったのかというと、その3日前のSLBMの発射実験の成果が不十分であるからだ。それは技術的にそこまで到達していないことだけでなく、北朝鮮が弾道ミサイルを搭載できる戦略原子力...

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相当に悪化している中国経済と足元の回復の兆し

ポイント・中国GDP成長率がかなり悪化したが、それでも6%程度の水準を維持している。イカサマであるのは誰の目にも明らかであり、誰もそれを信じていないが、中国政府が現状をどのように認識して内外に示そうとしているかを推し量ることはできる。・中国経済はGDP成長率が0.2%ポイントも低下しており、どの項目を見ても悪化している。公共インフラ事業を打ち出すことも金融緩和策を推進して不動産バブルを誘発することも...

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米大統領選挙に向けて利下げを誘発して株高へ

ポイント・連日、米銀行間市場で資金需給がひっ迫してニューヨーク連銀が資金供給して対処しているなかで、FRBは毎月600億ドルのペースで短期国債を買い入れることになったが、これは量的緩和策を再開させる兆候といえなくもない。・FOMC委員の間では追加利下げに反対している向きが根強いなかで、トランプ政権が株価を高騰させていくにはFRBに利下げを推進させなければならないので、FOMCが近づくたびに一時的にリ...

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先週の動き・・・・英EU協議の合意への流れと低調な米中指標が相殺

ポイント・株価は英国のEUからの離脱を巡る協議が合意に向けて動いたことや米企業決算が好調だった一方で、軟弱な米経済指標が多く発表されたため、株価は方向感のない動きになった。ただ、週末は中国GDP成長率がかなり弱気な内容だったことから軟弱な動きになった。・外為市場ではドル・円相場が動きにくい展開になった一方で、ブレグジットの新協定案の制定を巡り英国とEU側の間で合意に向けた流れになり、実際に合意でき...

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米国は意図的に中東での関与を薄めてロシアに管理を任せる

ポイント・エルドアン大統領は以前、コスモポリタン系とつながって裏側でISを支援していたが、その後米国で主導権がナチズム系に移ると機敏に反応してその勢力に乗り換え、一時相当に関係が悪化したロシアとも極めて良好な関係に転じている。・米国では依然として軍産複合体を中核とする勢力が根強いことからトランプ大統領は容易にシリアから米軍を撤退できないが、既に主導権がナチズム系に移っているだけにいずれ実現するだろ...

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プロフィール

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永山卓矢と申します。
有限会社ナリッジ・クリエイション代表です。
現在、マクロ経済の分野でアナリスト業務を中心に活動しています。
フリーの立場で従来のマクロ経済や金融市場分析に限らず、その背後の政治的な権力闘争に至るまで調査活動を行っています。
これまで、月刊誌『商品・証券・金融先物市場』とその後継の『フューチャーズ・マーケット』や投資日報社などの大部分のインタビュー記事の作成をはじめ、他の情報媒体の市況執筆に携わってきました。
また、『「実物経済」の復活』(副島隆彦著 光文社刊)』はじめ、著名評論家の著作本執筆の実質的な共著や補助などの業務に携わってきました。
どうぞ、よろしくお願いいたします。