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先週の動き・・・・米大統領選挙を巡り激しく動揺

 毎度、当サイトをご覧いただき、ありがとうございます。
 最初に筆者からお知らせがあります。
 このたび、筆者が講師を務める講演会が大阪で行われることになりました。
 11月19日に大阪堂島商品取引所にて、午後1時より講演を行わせていただきます。
 またそれが終わった後も、午後3時より懇親会において、気軽に質問をしていただければお答えさせていただきます。
 無料で入場できるだけでなく、皆様方と触れ合える数少ない機会ですので、大阪及びその周辺にお住まいの方は是非、下記サイトにてお申込みをしていただいたうえでご来場いただければと思います。

http://www.sunward-t.co.jp/seminar/2016/20161119_3/index.html


ポイント
・米大統領選挙でトランプ候補が優勢となり急激にリスク回避が強まったが、勝利演説を機に一転してリスク選好から円安、ドル高、株高傾向が進む展開に。



 先週の国際金融市況は8日の米大統領選挙を巡り激しい動揺を見せた。
 週初7日は前6日に米連邦捜査局(FBI)が私用メール問題でヒラリー・クリントン前国務長官を起訴しないと表明したことでリスク選好が強まり、日経平均株価が前週末比270円超、米株価も同370ドル超も急伸した。8日の選挙を経て、翌9日の東京市場ではその開票結果が進んだなか、ドナルド・トランプ候補が優位な状況が伝えられるにつれて急落していき、日経平均は終値で前日比919円安もの暴落となり、ダウ先物も一時同1,000ドル近く下げた。
 ところが、トランプ次期大統領の当選確定後の勝利演説が“まっとう”なものだったことで安心感から急速に地合いが好転し、同日のダウは同256ドル高にまで急上昇した。その後、翌10日にはトランプ次期政権による経済対策への期待からリスク選好が強い状態が続き、日経平均は同1,100円近くも急騰してダウも220ドル近く続伸し、ダウは翌週末11日にかけて史上最高値を更新した。

 外国為替市場も激しい乱高下を見せた。
 ドル・円相場は週前半には大統領選挙でクリントン前長官が優位との見方によるドル高圧力から堅調に推移し、選挙が行われた直後の9日の東京市場の開始直後には1ドル=105円台半ばまで上昇した。
 ところが、トランプ候補の優勢が伝えられて当選確定が決まる頃には一気に101円20銭割れまで暴落しが、その後、同候補の勝利演説を機に一転してリスク選好が強まり、急上昇していった。その後もトランプ次期政権による景気対策への期待からそうした傾向が続き、10日のニューヨーク市場では107円近い水準にまで達した。

 同様にユーロ・ドル相場も週前半は1ユーロ=1.10ドル台で比較的落ち着いた動きになったが、9日にはトランプ候補の優勢が伝えられるとドル安圧力から東京市場の引け際には1.13ドル付近に急伸した。
 その後、トランプ次期大統領の勝利演説を機に一転してドル高圧力が強まったことから急落していき、週末11日のニューヨーク市場では1.08ドル台前半に達した。
 また、同日には金相場も10月4日以来となる前日比40ドル以上も急落した。


 今週は米大統領選挙について、トランプ勝利の背景とその意義、またその影響について考察していきます。
 明日以降、よろしくお願いします。
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プロフィール

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永山卓矢と申します。
有限会社ナリッジ・クリエイション代表です。
現在、マクロ経済の分野でアナリスト業務を中心に活動しています。
フリーの立場で従来のマクロ経済や金融市場分析に限らず、その背後の政治的な権力闘争に至るまで調査活動を行っています。
これまで、月刊誌『商品・証券・金融先物市場』とその後継の『フューチャーズ・マーケット』や投資日報社などの大部分のインタビュー記事の作成をはじめ、他の情報媒体の市況執筆に携わってきました。
また、『「実物経済」の復活』(副島隆彦著 光文社刊)』はじめ、著名評論家の著作本執筆の実質的な共著や補助などの業務に携わってきました。
どうぞ、よろしくお願いいたします。