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記事一覧

FRB関係者のハト派的な発言と声明文の内容との相違との考察

・FOMC議事録ではハト派的な議論が行われており、ドットチャートの内容がタカ派的になったのはあくまでも“条件付き”であることが明らかになった。パウエルFRB議長の発言内容も前週末と同様に会合での議論に沿ったハト派的な内容になった。・ただし、前週末の発言とは異なり、パウエル議長は今回は資産縮小の動きを推進していく姿勢を示したが、その背景にはイールドカーブの形状を正常化することで、多国籍企業に打撃を与え...

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先週の動き・・・・米中協議への期待やFRB関係者のハト派的な発言から株高に

ポイント・次官級の米中貿易協議が1日延長されるなど交渉妥結期待が高まったことや、FOMC議事録やパウエル議長はじめFOMC委員の相次ぐハト派的な発言からリスク選好が強まり、株価が上昇しやすくなった。・外為市場ではFOMC議事録やFRB関係者の相次ぐハト派的な発言からドル安に振れやすくなったが、リスク選好による円安圧力やドイツのリセッション入りへの不安によるユーロ安圧力から一方的にドル安が進むことも...

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原油安の真因と陥れられる中東最大の産油国サウジアラビア

ポイント・昨年10月初旬から年末にかけて原油相場が株価と連動して崩落したなかで、この間の原油本来の要因として米国内在庫の増加傾向やイランに対する制裁に伴う同国産の禁輸に8カ国の適用が除外されたことが指摘できるが、いかにも策動的な動きといえるものだ。・原油相場を下げさせたのはサウジアラビアに打撃を与えるためであり、それは同国人ジャーナリストがトルコで殺害された際に、米国やロシア、トルコの首脳の連携によ...

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FRBのハト派姿勢への転換で中国経済に明るい展望も

ポイント・トランプ政権の外交政策が中国に貿易戦争を仕掛ける路線から在韓米軍の撤退を目的に北朝鮮問題に回帰していけば、FRBがハト派的な金融政策姿勢に転じる公算が高まり、経済苦境に陥っていた中国は一安心できることになる。・中国は金融緩和策として預金準備率を引き下げたが、利下げにまで踏み込めないのは人民元安圧力が強まり、外貨準備枯渇懸念の再燃を恐れているからだ。その背景には、国有企業が簿外で民間企業や...

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FRB議長のハト派的な発言から見える米中貿易交渉の行方

ポイント・パウエルFRB議長は10月初旬以来、1ヵ月ごとにタカ派的とハト派的な発言を繰り返してきたが、トランプ大統領がたびたび牽制してくるのでそれに影響されているものの、基本的にはナチズム系の意向に沿ってタカ派的な姿勢を推進してきた。・今回、パウエル議長がハト派的な発言をしたのは金融市場が動揺しているだけでなく、代表的なタカ派的なFOMC委員までハト派的な発言をしているあたり、トランプ政権の外交政策...

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プロフィール

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永山卓矢と申します。
有限会社ナリッジ・クリエイション代表です。
現在、マクロ経済の分野でアナリスト業務を中心に活動しています。
フリーの立場で従来のマクロ経済や金融市場分析に限らず、その背後の政治的な権力闘争に至るまで調査活動を行っています。
これまで、月刊誌『商品・証券・金融先物市場』とその後継の『フューチャーズ・マーケット』や投資日報社などの大部分のインタビュー記事の作成をはじめ、他の情報媒体の市況執筆に携わってきました。
また、『「実物経済」の復活』(副島隆彦著 光文社刊)』はじめ、著名評論家の著作本執筆の実質的な共著や補助などの業務に携わってきました。
どうぞ、よろしくお願いいたします。